Beijing 2008

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遡ること数年前、開催地として決定し、「ほんとに北京でできるの?」って僕でさえ思ったくらいだから、当時そう思ったヒトは少なくないはずだ。今も大気汚染問題、民族弾圧問題、そしてテロ。その他多くの問題を抱えながらも今日開幕する。
オリンピックってもう既にそのものの本質とは関係ない政治的な思惑が相当に絡んでいて、そういうことが随所で現れ、多くのヒトがそれを感じ、「気持ち悪い」って思う面が多いんじゃないかと思う。今日行われる開会式も然りだ。近年の例にもれず長々数時間に渡り「中国の歴史と文化」をふんだんに取り入れた踊りと電気仕掛けの装置による表現が成されるはずだ。これを楽しみにしているヒトも居るんだろうけど、僕はこれは長すぎて「気持ち悪い」と思うだろうな。
今朝の毎日新聞で以下のような記事が載っていた。東京社会部の木戸さんという記者の記事だけど、今年5月の取材時に取材協力者(民間人)が、「北京では当局に批判的な言動をする人たちの軟禁や拘束が続いているので悪いことは書かないでくれ」という類の話があったことが書かれていた。取材協力者も当局の弾圧を恐れ怯えていたそうだ。また、表向きには「五輪期間中、外国メディアに取材の自由を与えている」と公表している当局ではあるが、実際は出稼ぎ労働者「農民工」の生活事情に詳しい民間人に取材を申し込むと、「五輪期間中は外国メディアの取材に応じるなと当局から云われている」とのことが書かれていた。これは外国のメディアだけでなく、国内の情報サイトもかなりの規制をされていて、大学生らは相当な不満を募らせているらしい。
各国から集まるアスリートの活躍を「餌」に、北京(中国)のイメージアップのために全ての情報を統制しようとしているかのようだ。地球的ビッグイベントの主催でイメージアップを図るのはどこの国でも同じだと思うけれど、多様な意見を封じるようなことはどうであれあってはならないはずだ、と思うがそれは通じない話なんだろうな...。だって再開発が間に合わず長い壁で囲われた居住区も、封じられたのは同じ理由だろうから。それからそんなに対外イメージアップ大作戦を敢行しても、もう多くの国に実情がバレバレだと気づかないのだろうか?それも不思議だ。
僕はただ単純に、五輪は「フェアなアスリートのための祭典」であってほしい。五輪を利用して都市としての先進性とか諸々アピールしてもだまされるのは年寄りくらいだろうし、いずれにしてもすぐバレる。そういうギミックが通じる時代じゃないと思う。
逆に言えば、もし数年後東京で開催されることになるのなら・・・
もうテーマは決まったようなもんだ。

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このページは、sionがAugust 8, 2008 6:16 PMに書いたブログ記事です。

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